こんにちは、テルテルです。
20代から知って得するお金の知識に関する情報を発信しています。
貯金を始めたけれど「いつも続かない」・「ついつい貯金口座からお金を引き出してしまう」そんな悩みはありませんか?
貯金が苦手なあなたでも基本の貯金術を学ぶことで、簡単にストレスなくお金を貯めることができます。
この記事では、お金が貯まる口座の活用方法について、貯金初心者の方にもわかりやすく解説します。
・お金を貯めるための口座の活用方法
・自然とお金が貯まる仕組みの作り方
お金が貯まる人は口座を4つ持っている
1つ質問です。
あなたは今銀行の口座をいくつ持っていますか?
1つの口座でお金を管理している人、給与口座と貯金口座の2つを持っている人など人それぞれだと思います。
口座の開設数に正解はありません。
しかし、「お金を貯める」という視点で考えると、私は銀行口座を4つ活用することでお金が貯まる仕組みを作りやすいと思います。
そんなにたくさん口座があると管理ができないのではないかと心配になる方もいるかもしれません。
大丈夫です。
それぞれの口座の活用目的を明確にすることで、自然とお金が貯まる仕組みを作ることができます。
私がおススメする4つの口座の活用目的です。
・緊急費口座:予期しない支出に備えるための口座
・取り分け口座:将来の支出に備えるための口座
・殖やす口座:自分の夢を叶えるための口座
この4つの口座を目的を理解して活用することで貯金を簡単に仕組化できます。
ここからは、4つの口座についてわかりやすく解説していきます。
生活口座
生活口座とは、「日々の出費を支払う口座」のことです。
ここでいう日々の出費とは、「家賃・公共料金・携帯代・食費」などのことを指します。
生活口座を作る目的は、「毎月かかる生活出費を確認・管理する」ことです。
給料の振り込み口座となっている普通預金を生活口座として活用しましょう。
生活費口座の支払いには、デビットカードorプリペイド型のカード・アプリを活用することで自身の支払い能力を超えることなく出費を管理することができます。
また、どの項目に何円使ったのかを把握するために、口座と家計管理アプリを連携させることをおススメします。
家計管理アプリを活用することで効率よく支出を管理しましょう!
緊急費口座
緊急費口座とは、「予期しない支出に備えるための口座」のことです。
ここでいう、予期しない支出とは、「急な医療費・家電の故障・冠婚葬祭」などのことを指します。
緊急費口座に貯蓄する金額の目安は、生活費の1~2ヵ月分です。
また、緊急費口座を定期預金の総合口座にすることで、普通預金残高(※ここでいう普通預金残高とは生活口座のこと)がゼロになっても定期預金残高の90%まで借りて引き出すことができるので、想定を超える生活費がかかっても支払いができない事態を防ぐことができます。
★総合口座の解説
総合口座とは、普通預金(生活口座)と定期預金(緊急費口座)をまとめて管理できる口座です。
■普通預金と定期預金の違い
・定期預金:一定の期間(例:1年)預けると利息が増える貯金で、すぐには引き出せません。
普通預金と定期預金では金利にも違いがあります。
・定期預金の金利:0.125%~0.7%(※各銀行の条件によって変動有り)
定期預金は様々な制約がありますが、普通預金と比較して金利は高い傾向にあります。
目的によって使い分けることで効率よくお金を管理しましょう。
取り分け口座
取り分け口座とは、「将来の支出に備えるための口座」のことです。
ここでいう、将来の支出とは「1年後の引っ越し費用」・「2年ごとのアパートの更新料」・「5年ごとに買い替えるパソコンやスマホ」のことを指します。
取り分け口座に貯蓄する金額の目安は年収の10%です。
ボーナスの一部を入れても良いですし、毎月手取りの10%を積み立てても良いです。
取り分け口座は、銀行の貯蓄預金がおススメです。
貯蓄預金の特徴は、一定の残高があれば普通預金に貯蓄するよりも金利が高くなることです。
また、貯蓄預金は以下の2種類があります。
→預金の預入れ残高に応じて金利が変わる貯蓄預金です。残高が増えると、金利がより高くなる特徴があります。
・金額別金利型
→預入れ残高が10万円、30万円など、一定額以上ある場合に普通預金より高い金利がつく貯蓄預金です。適用される金利が一定になる特徴があります。
自分に合った型を選択することで、効率よく貯蓄しましょう。
殖やす口座
殖やす口座とは、「自分の夢を叶えるための貯金口座」のことです。
ここでいう、自分の夢を叶えるためのお金とは、「3年後の海外留学のための資金」・「30代で独立すための資金」・「10か国海外旅行に行くための資金」のことを指します。
殖やす口座には、毎月手取りの10~15%を積み立てるようにしましょう。
そして、殖やす口座のお金は投資信託などの安全な商品で運用することで、コツコツと増やしていきましょう。適正な運用利回りは3~5%です。定期的にリターンを確認しながら、必要に応じてリバランスを行い、リスクを管理していくことで安定した資産形成が可能です。
まとめ「4つの口座の目的と金額の目安」
1.生活口座:日々の出費を支払う口座
目的:「毎月かかる生活出費を確認・管理する」
金額の目安:手取りの6~7割
2.緊急費口座:予期しない支出に備えるための口座
目的:「生活口座では賄えない緊急の出費を支払うための口座」
金額の目安:生活費の1~2ヵ月分
3.取り分け口座:将来の支出に備えるための口座
目的:「年単位でかかる家電の買い替えや、引っ越しにかかる費用を支払う事」
金額の目安:年収の10%
4.殖やす口座:自分の夢を叶えるための口座
目的:「将来の自己実現を達成する事」
金額の目安:手取りの10~15%を毎月積み立て
知識だけをインプットしてもお金は貯まりません。
将来の自由を勝ち取るために必ず行動を起こしていきましょう!
以上、テルテルでした!
ここまで読んでいただきありがとうございました!