こんにちは、テルテルです。
20代から知って得するお金の知識に関する情報を発信しています。
貯金を始めたけれど「いつも続かない」・「ついつい貯金口座からお金を引き出してしまう」そんな悩みはありませんか?
貯金が苦手なあなたでも基本の貯金術を学ぶことで、簡単にストレスなくお金を貯めることができます。
この記事では、「家賃交渉の成功確率を高める方法」について、わかりやすく解説していきます。
・家賃交渉の方法
・家賃交渉を有利に進めるテクニック
家賃にかける費用の相場
皆さんは回りの人が家賃にどれくらいお金をかけているか知っていますか?
不動産情報サイト大手「SUUMO(スーモ)」が、「お住まいに関するアンケート(2017年)」と題した調査を、一人暮らしをしている全国の20代の独身男女に向けて行っています。
このアンケート結果によれば、20代男女が家賃に使っている金額は、割合の多い順に『6万円台 24.3%』、『5万円台 23.2%』、『7万円台 18.1%』。
年収としては、割合の多い順に『300万円~400万円未満 31.6%』、『200万円~300万円未満 28.2%』、『400万円~500万円未満 20.3%』となっています。
この結果から、多くの人が月収の3割程度を家賃に使用していることがわかります。
一方で、貯金を重視した場合、家賃への支出は手取りの25%以下に抑えたいところです。理想は20%以下です。
★参考:支出のゴールデンバランス
・食費:15%
・公共料金(ガス・電気・携帯代等):5%程度
・貯金:10~20%
・特別費の取り分け:ボーナスから一部取り分け
・自己投資費:10%以下
・交際費・趣味費:15%以下
家賃を20%以下にすることは簡単ではありません。
ここからは、家賃を手取りの20%以下に近づけるための方法を紹介していきます。
家賃交渉をする
みなさんは家賃交渉をしたことはありますか?
一部のデータによると8割の人が家賃交渉を経験したことがあるそうです。
個人的には思ったよりも多くの人が家賃交渉をしているというイメージでした。
また、マンションの入居後に家賃交渉をした140人に家賃交渉の成功率を調査したところ、成功した人は71%と3人に2人以上が値下げに成功しています。
家賃交渉で値引きに成功した場合の約51%が「1,000~5,000円」での範囲値引きが行われています。
月々の金額としては大きいわけではありませんが、仮に2年住んだ場合5,000円の値引きに成功すれば12万円得したことになります。
「ちりも積もれば山となる」の精神で無理のない範囲で家賃交渉を行ってみましょう!
家賃交渉をする相手
家賃交渉をする相手は大きく2つに分けられます
1つ目は「管理会社」
2つ目は「オーナー」です。
1つ目の管理会社は、賃貸物件を所有するオーナーの代わりに、その建物を管理する会社のことを指します。
家賃交渉を行う際は、初めは管理会社に相談をしましょう。
しかし、管理会社に相談をしてもオーナーに伝達してくれるケースは稀です。
なぜなら管理会社は、ほとんど儲からないため面倒なことはしたくないからです。
管理会社の収益はおおよそ家賃の3~5%です。
仮に8万円の物件であれば月の収益は4,000円程度です。
もし自分が管理会社の人であれば、大きなメリットもデメリットも無いため動きたいとは思わないでしょう。
そこで、最終手段としてオーナーに直接相談するのも1つの方法です。
契約書にオーナーの連絡先が書いてあるケースが多いので、管理会社を通じて交渉が難しい場合にはメールや電話でオーナーに直接相談をしてみましょう。
交渉をする時期
結論、交渉はいつでも可能です。
2年に1度の更新時期が交渉は行いやすいですが、基本的には両者の合意が取れれば家賃の値下げは可能なので、更新時期を待たずに自身の都合の良いタイミングで交渉を行ってみましょう。
ただし、交渉を避けたほうが良い時期はあります。
それは「3月と9月」です。
理由としては、引っ越しや転勤で空室が埋まりやすい時期だからです。
繁忙期を避けることで交渉を有利に進めることができます。
交渉のコツ
交渉を上手に進めるコツは理屈で攻めることです。
交渉のポイントは大きく3つあります。
2.隣室との価格の乖離を伝える
3.設備の老朽化度合いを伝える
それぞれのパターンについて解説をします。
1.周辺の家賃相場との乖離を伝える
このパターンは、近隣のマンションやアパートと比較して立地や設備、築年数、日当たりがあまり変わらないのに家賃が高い場合に効果的です。
賃貸物件を調べるサイトを活用し、今自分が住んでいる部屋と同等の条件で近隣の家賃を調べ、その情報を元に交渉を進めると成功の確率は高まります。
もし家賃が下がらない場合は、その部屋に引っ越すことを考えていると伝えるのも1つの方法です。
2.隣室との価格の乖離を伝える
このパターンは、入居から5年ほど経過していて隣室の空室は価格を下げて売りに出しているのに、自分の部屋は入居時から値段が変わっていない場合に効果的です。
隣室の空室が値段を下げられている理由は、築年数の経過による価値の低下や老朽化によるものです。
そのため、隣室と同じ条件なので自分の部屋も家賃を下げてくださいと交渉することで、成功する確率が高まります。
3.設備の老朽化度合いを伝える
このパターンはあまり多くはありませんが、雨漏りがすることやお風呂場のガス機器の設備不良による温度の調整がうまく行えないことを理由に家賃交渉を行う方法です。
家賃交渉を行う前に設備を直してもらうことが最優先ですが、1つの交渉材料にはなり得ます。
交渉をする際には、感情的にはなっていけません。
間違ってもオラオラ系で交渉するのはやめましょう(笑)
丁寧に理屈で強気で攻めることを忘れずに家賃交渉を行いましょう。
復習:家賃交渉の相手・時期・コツについて
★家賃交渉の相手
・管理会社
・オーナー(契約書に書かれているオーナーに連絡する)
★交渉の時期
3月と9月を避ける
★交渉のコツ3点
2.隣室との価格の乖離を伝える
3.設備の老朽化度合いを伝える
今回の記事では家賃交渉の成功確率を高める方法について解説しました。
知識だけをインプットしてもお金は貯まりません。
将来の自由を勝ち取るために必ず行動を起こしていきましょう!
以上、テルテルでした!
ここまで読んでいただきありがとうございました!