【初めての転職者向け】自分の市場価値を知らない人は損してる!?正しい市場価値の図り方を完全解説!

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こんにちは、テルテルです。

20代から知って得するお金の知識に関する情報を発信しています。

稼ぐ力を高めたいけれど「本業以外でどうやって稼げばよいかわからない」「転職で年収を上げられる自信が無い」そんな悩みはありませんか?

年収を上げるためにどうしたら良いかわからない方でも、年収アップのための適切な方法を学び、行動に移すことで着実に稼ぐ力を身につけることができます。

この記事では、「市場価値の図り方」について、わかりやすく解説していきます。

この記事でわかること

・市場価値を図る方法

・キャリアにおける3つの資産

多くの人が転職で悩む理由

みなさんは、就活と転職どちらの方が悩み事は多いでしょうか?

私は、就活よりも転職活動の方で悩まれている方が多いのではないかと思います。

では、なぜ転職活動の方が悩まれている方が多いのでしょうか。

それは、転職活動は「何かを手放す意思決定を行わなければいけない」からです。

ほとんどの人は普段、実は何も意思決定をせずに生きています。

今まで、自分で大学を選び、就職先も選んできたと思っているかもしれませんが、実はただ単にこれまでレールの上を歩いてきただけで自分で何も決めていない人の方が多いのではないかと思います。

また、極端に表現すると、転職をするという事は今まで頑張ってきた仕事や人間関係から離れるなど、今まで働いてきた環境を手放すことになるので、今までの決断にはなかった「失うこと」の怖さが伴います。

そのため、就職活動よりも転職活動の方が悩まれる人が多いのではないかと考えています。

そんな悩みを解消し、より良い方向に向かための決断の材料の1つとして自分の「市場価値を図る方法」を学んで頂きたいです。

ここからは、自分の市場価値の図り方について解説していきます。

自分の市場価値を図るための9つの質問

ここでは、自分の市場価値を図るための9つの質問を紹介します。

➀会社を変えても価値のあるスキルをどれだけ持っているか

➁そのスキルの「賞味期限」はいつまでか

➂他の会社でも通用する「レアな経験」がどれだけあるか

➃その経験は、世の中からどれだけ「強いニーズ」があるか

➄社内に、自分が会社を変えても喜んで力を貸してくれる人がどれだけ存在するか?その人物たちは意思決定の力がどれだけあるか

➅社外に、自分が会社を変えても喜んで力を貸してくれる人がどれだけ存在するか?その人物たちは意思決定の力がどれだけあるか

➆自分が所属しているマーケットの「1人当たりの生産性」はどれだけ高いか

➇自分が所属しているマーケットに今後の「成長性」はあるか

➈今後、どれだけ「自分の市場価値」は成長が見込まれるか

皆さんはこの9つの質問に答えることができますか?

難しく考える必要はないので、1問当たり2~3分、総計20~30分ほどで回答してみて下さい!

この9つの質問でわかることは、世の中から見たあなたの

➀技術資産

➁人的資産

➂業界の生産性

です。

それぞれを簡単に言い換えると、

➀技術資産:どんな会社からも必要とされる、高い技術力を持った人

➁どんな人間とも仲良くなれ、誰からも可愛がられる力を持った人

➂特に才能が無くても、安定して高い給与をもらい続けられる人

と表現できます。

この3つを結んだ箱が大きいほど給与の期待値は高くなります。

そして、キャリアの理想形としては3つの価値が高い状態です。

そのため、皆さんが転職でキャリアアップを図りたい場合は、初めは2つ以上の価値を高め最終的には3つの価値を高められるという観点で転職先を選ぶことが必要になります。

キャリアの典型例としては、

➀「技術資産」と「業界の生産性」が高い「プロフェッショナル型キャリア」

例:「弁護士」・「会計士」・「コンサルタント」

➁「人的資産」と「業界の生産性」が高い「業界出世型キャリア」

例:「総合商社」・「広告代理店」

➂「技術資産」と「人的資産」が高い「ニッチスター型かキャリア」

例:「ニッチ産業の経営者」・「編集者・有名ライター」

が挙げられます。

これらのように、初めは2つの力を高めることに注力することが重要になります。

では、ここからはそれぞれの価値について詳しく解説していきます。

技術資産について

技術資産とは、価値のある技術をどれくらい持っているかという指標で評価を行います。

そして、技術資産は「専門性」と「経験」で形成されます。

例えばですが、Aさんがキャリアの棚卸をした際に、

・法人営業

・法人向けの新規開拓

・チームマネージャー(3名程度)

・印刷機器の業界経験

を挙げたとします。

この中で専門性に当てはまるのは、「法人営業」と「法人向けの新規開拓」です。

そのほかで言うと、営業やマーケティング、プログラミングやデザインが当てはまります。

一方で「経験」というのは「職種に紐づかない技術」のことを指します。

Aさんで考えると、「チームマネージャー」と「印刷機器の業界経験」です。

そのほかで言うと、事業部長の経験、プロジェクトマネージャーなどのチームを率いた経験が当てはまります。

ここで、ポイントになるのがその経験は「他の会社でも展開できるか?」です。

この経験が他の会社でも展開できないようなニッチな経験であれば、キャリアの資産には含まれないため注意をしてください。

人的資産について

人的資産とは、簡単に表現すると「人脈」です。

あなたの会社には、やたらと顔が広くて人間関係だけで仕事を持ってくる人はいませんか?

その人物が、人的資産の価値が高い人に当てはまります。

しかし、人的資産は20代のうちは大した価値にはなりません

人的資産は、他者がその人に対して信頼や依頼を寄せるようになることで高まりますが、それには時間と実績が必要です。

そのため、20代では大きなプロジェクトを任されたり、信頼を得られるほどの実績を築く機会が限られるため、人的資産としての価値も低い状態の方がほとんどです。

しかし、40代以降は人的資産が非常に大きな価値になります

ビジネスの世界を見ると優秀な人ほど意外とあの人が言うならやろうなどの「貸し借り」で動く傾向にあるからです。

20代のうちは人的資産の価値を高めるのは難しいですが、信頼を積み重ねることを意識した行動を行っておくことがいずれ大きな人的資産を生むことにつながるかもしれません。

業界の生産性について

業界の生産性を一言で言うと、「平均1人当たりの粗利額」と表現できます。

要は、社員1人でどれだけ稼ぐことができているかです。

世の中には様々な職種がありますが、文房具の営業と化粧品の営業を比較してみましょう。

1本100円のボールペンを売っている営業マンと1個1万円の化粧品を売っている営業マンはどちらの方が粗利額は高そうでしょうか。

純粋に、それぞれお客さん1人に1個購入してもらったという観点で考えると粗利額は圧倒的に化粧品の方が高くなります。

このように、扱っている商材の種類によって1人当たりの粗利額は大きく変わります

産業別のGDPで見ると一番小さい業界と一番大きい業界では20倍近い差があると言われています。

給料に大きな差が生まれる理由は、1人当たりのGDPの差が業界によって大きく変わるためです。

いくら技術資産や人的資産が高くてもそもそもの産業を間違えると給与を高めることは難しくなります。

個人の努力や資質で覆すのは非常に難しいのです。

業界の生産性を高めるには場所選びが重要になることを頭に入れておきましょう!

まとめ「市場価値を図るための3つの観点」

➀技術資産
⇒価値のある技術をどれくらい持っているか。また、技術資産は「専門性」と「経験」の分けることができ、「経験」は他社でも展開できる経験であることが重要。

➁人的資産
⇒人的資産とは、簡単に表現すると「人脈」。しかし、20代では人的資産を高めることが難しいため、将来の人的資産を高めることを意識した行動を行う。

➂業界の生産性
⇒社員1人がどれだけ稼ぐことができているか。業界によって1人当たりの生産性は20倍変わる。個人の努力や資質で覆すのは非常に難しいため、どの業界で働くかの選択は非常に重要。

今回の記事では、「市場価値の図り方」について解説をしました。

知識だけをインプットしても稼ぐ力は身に付きません。

将来の自由を勝ち取るために必ず行動を起こしていきましょう!

以上、テルテルでした!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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